【ニューデリー】インド全国に小麦貯蔵用サイロを設ける計画の建設請負入札で、Reliance Industries、三菱商事、Escorts、カナダ拠点のCambell Agri-Business 、Punjab Markfed/Cargillコンソーシアム、Central Warehousing Corporation、Larsen and Toubroが一次選考を通過した。
ビジネス・スタンダードが7月29日報じたところによると、公共配給消費者事務省により指名された国際コンサルタントRites(Rail India Technical & Economic Services)Ltdは、RFQ(request of qualification)をベースに上記各社を選考した。一次選考を通過したこれらの企業はさらにRFP(request for participation)書類の提出を求められる。RFPでは財政能力や過去の事業経験等が審査され、同審査を通過したものは価格入札(financial bids)に参加することになる。価格入札後、入札者は4社に絞られ、最終的に2社に契約が発注される。
サイロ・プロジェクトは、18万トンの小麦を貯蔵するベース・デポとフィールド・デポから成り、全てのベース・デポはフィールド・デポにリンクされ、バルク輸送用鉄道貨車を含む搬送システムを備える。小麦は生産地から消費地に輸送される。各30万トンの貯蔵能力を有する4つのベース・デポがBarnala/Moga/Sirsa/Kaithalに建設される。またChennai、Coimbatore、Bangalore、Hooghlyに各10万トン、Bombayには20万トンの貯蔵能力を備えたフィールド・デポがそれぞれ設けられる。
プロジェクトはBOO(build, own and operate)方式で発注され、Food Corporation of Indiaが向こう20年間にわたる利用を保証する。