【ニューデリー】Oil and Natural gas Corporation(ONGC)は、AV Birla GroupからMangalore Refinery and Petrochemicals Ltd(MRPL)の37.5％の持分を買収後、別途600クロー(US$1.22億)を注入、ＭＲＰＬの56％のシェアを握る計画だ。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが7月28／29日報じたところによると、ＯＮＧＣはまたＭＲＰＬの運転資金として別途350クロー(US$7138万)を拠出することを提案している。
年間処理能力900万トンの製油会社ＭＲＰＬには、目下、ビルラ・グループとHindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)が各37.5％出資しているが、ＯＮＧＣの出資によりＨＰＣＬの持分は18.5％に下降する。
Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)に率いられるＭＲＰＬの債権金融機関は明日(7/31)会合し、ＯＮＧＣが2段階に分けてＭＲＰＬの56％のシェアを取得することを認める見通しだ。同会議ではまた210クロー(US$4283万)の貸付を資本に転換することも承認されるものと見られる。ＭＲＰＬの払込資本は現在の795クロー(US$1.62億)から1511クロー(US$3.08億)に拡大され、負債／自己資本比率は1：2.5に改善される。
ＯＮＧＣはビルラ・グループのＭＲＰＬ持分に対し、1株約2ルピー、合計60クロー(US$1224万)前後を支払う見通しだ。