【アガルタラ】Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は、トリプラ州で産出される天然ガスをガソリン/ディーゼル油/灯油等の中間留分(middle-distillate)に転換する計画だ。
エコノミック・タイムズが7月28日伝えたところによると、ONGCのRC Gourh取締役は28日以上の計画を明らかにした。それによると、日量100万立米のガスをガソリン、ディーゼル油、灯油等に転換でき、同社は関係処理施設をトリプラ州に設ける方針だ。天然ガスを用いてトリプラの工業化を促進する潜在性は大きく、一旦工業化が軌道に乗れば、ガソリン、ディーゼル油、灯油等の需要は急増する。
トリプラにおける採掘可能なガスの埋蔵量は260億立米で、ONGCは日量400万立米のガスを採取しているが、この内僅か110万立米が、North Eastern Electrical Power Corporation (Neepco)と州電力局に販売されているに過ぎない。ONGCはこれまでにトリプラに1000クロー(US$2.04億)を投資して来たが、財政難に直面している。
トリプラには高圧ガス鉱区が存在するが、高圧ガス鉱区に、同時に石油が埋蔵されていることはない。したがってトリプラで油田が発見される可能性は存在しないと言う。