2002-07-30 ArtNo.29384
◆三星電子、広帯域機器に替えノートPC/モニターの製造計画
【ニューデリー】韓国三星電子の現地子会社Samsung Electronics India Information and Telecommunications Ltd (SEIIT)は、ケーブル・モデムやADSL等の広帯域通信機器をインドで製造する計画を見合わせた。
エコノミック・タイムズが7月29日報じたところによると、SEIITはこれ以前に2002年11月までに製造施設を設けることを条件に、キー・フォーン・システム、ADSL、ケーブル・モデム等の製品を2年間にわたり輸入、試験販売することを認められていたが、過去1年半にまだ1セットも販売していない。
SEIITは政府に、現時点でこの種の製品の製造施設をインドに設けても採算性が見込めないとするとともに、替わってハード・ディスク・ドライブ、オプティカル・ディスク・ドライブ、ノートPC、PCモニター、MP3プレーヤー、その他の携帯PC製品、セル式電話、デスクトップ・コンピューターの輸入・販売を認めるよう申請した。
SEIITはまたPCモニターとノートPCの製造及び、PCコンポーネント・フル・セットの輸入と地元PCアセンブラーへの供給を許可するよう求め、これらの地元アセンブラーに訓練を施し、公認業者として認証する計画を明らかにしている。
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