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2002-07-30 ArtNo.29378
◆ビルラ、アルミ/銅ビジネスの一大拡張を準備
【ムンバイ】アルミニウムと銅ビジネスを統合する方針を決めたA V Birlaグループはブラウンフィールド(brownfield:既存事業の拡張)とグリーンフィールド(greenfield:新規事業)双方を通じアルミ/銅ビジネスを拡張する青写真を作成している。
ビジネス・スタンダードが7月29日伝えたところによれば、ビルラ・グループのKumar Mangalam Birla会長は、ウッタルプラデシュ州Renukootのアルミニウム・コンプレックスとグジャラート州Dahejの銅コンプレックスの拡張に関する事業化調査を指示した。同アルミ・コンプレックスを経営するHindalco Industries Ltd(HIL)はアルミニウムの一次生産では国内市場の44%のシェアを占める最大のアルミ会社で、銅コンプレックスを経営するIndo Gulfは国内最大の銅会社。両社は目下、National Aluminium Company Ltd(Nalco)とHindustan Copperの政府持分買収を目指している。
Indo GulfのDebu Bhattacharya重役(MD)によると、銅ビジネスとアルミ・ビジネスの拡張は、既存インフラにより容易にサポートできることから、グループは拡張計画に大きな関心を寄せている。アルミ・コンプレックスの拡張は、Nalcoの政府持分買収の成否とは関わりがないと言う。しかし同氏は拡張計画の具体的内容に触れることを控えた。
その実、Hindalcoは1800クロー(US$3.67億)のブラウンフィールド拡張計画の最中にあり、アルミニウム製錬能力は現在の年間24万トンから34万トンに拡大される。同社は高付加価値製品に照準を合わせているが、アルミニウムの下流部門施設を追加するか否かは決まっていない。
Indo Gulfもこれ以前に250クロー(US$5099万)を投じて年間銅製錬能力を15万トンから25万トンに拡張する計画を発表している。
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