NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2002-07-29 ArtNo.29371
◆RIL、IPCLダヘジ工場にPVC製造施設増設検討
【バローダ】Reliance Industries Ltd(RIL)はIndian Petrochemicals Corporation (IPCL)のグジャッラート州Dahejコンプレックスに1000クロー(US$2.04億)以上を投じて年産15万MT(メートル・トン)のポリ塩化ビニール(PVC)製造施設を増設する可能性を検討している。
エコノミック・タイムズが7月26日伝えたところによると、RILは同プロジェクトの第1段階としてPVCの主要原料二塩化エチレン(EDC:ethylene di-chloride)の安定供給を確保する策を研究している。消息筋によるとRILは2つのオプションを秤に掛けている。その1つはGujarat Alkalies and Chemicals Ltd(GACL)がダヘジに設けた苛性ソーダ工場から副産物のEDCを調達することで、第2のオプションはIPCL自ら苛性ソーダ・プラントを設けること。
EDCはRILがグジャラート州Haziraに設けた石油化学コンプレックスの唯一の欠落リンクで、ハジラにおける独自のPVC事業では公開市場でEDCを調達している。このためRILは1年前からGACLとEDCのソーシングに関して商談を進めており、一時はGACLと合弁でEDCを製造することを検討した経緯もある。
PVCの需要は年率10%の成長を遂げており、最も魅力有るポリマー製品の1つに数えられている。インドは現在年間80万トンのPVC製造能力を有し、向こう6年間に同キャパシティーは140万トンに拡大するものと予想されている。
IPCLは現在既にダヘジに年産15万トンのPVCプラントと日量400トンの苛性ソーダ・プラントを有し、後者で製造されたEDCを前者の原料として使用している。仮にIPCLの既存苛性ソーダ・プラントを拡張するとすれば、新規PVCプロジェクトの原料を自給できるが、苛性ソーダ・プラントの拡張に500クロー(US$1.02億)の追加投資を必要とする。それに引き替え隣接するGACLは日量400トンの苛性ソーダと350トンの塩素を製造するキャパシティーを備えており、即座に利用できる。いずれを選択するかはRIL管理層の判断にかかっていると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.