【ムンバイ】銀行/金融/保険部門における情報技術(IT)支出は、2005年までに国内IT産業売上の25%以上を占めることになる見通しだ。
ビジネス・スタンダードが7月27日報じたところによると、ムンバイでこのほど催された銀行/金融サービス/保険産業のための全国IT会議の席上、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)のKiran Karnik会頭は、以上の予想を示した。それによると公共銀行部門のIT導入は、過去2年間に顕著な進捗を見、コンピューター化された支店の数は、2000年9月の5514店から2002年3月の1万1578店に倍増した。
国際的な銀行/金融サービス支援部門は、現在インドのソフトウェア/サービス輸出全体の22%を占めている。この種のIT企業は、その経験を生かして今や国内の銀行/金融サービス部門市場を開拓できる。銀行/金融サービス市場はIT関連の中小企業にもカスタマイズされた金融製品やサービスを開発する機会を提供すると言う。