SEAnews 2002-07-29 ArtNo.29365

【アーマダバード】住宅用エアコン市場における指導的地歩を築いたLG Electronics India(LGEI)は今や商用エアコン市場に照準を合わせ、トップの座を狙っている。
エコノミック・タイムズが7月27日報じたところによると、人知れず商用エアコン市場に進出を果たしたLGEIは向こう数ヶ月間に一連の新モデルを発売、販促活動に本腰を入れる。ＬＧＥＩ製品グループのSalil Kapoor主任によると、今年7－11月の間にダクト式エアコン6種、カセット・タイプ4種、合計10種類の商用エアコンを発売する。これによりLGEIは総合的なエアコン・ソリューション会社になる。
ダクト式とカセット式が主流の商用エアコン市場の規模は300クロー(US$6119万)と見積もられ、年率10％以上の成長を遂げている。同市場ではCarrierやVoltas等が主役を務めており、目下2モデルのみのLGEIのプレゼンスはまだ小さい。LGEIは今年末までに同市場の3％のシェアを見込んでいるに過ぎないが、2003年には17％、その翌年は市場シェア・トップの座を目指す。今年は通年で14万2000台の各種エアコンを販売する計画という。