2002-07-29 ArtNo.29364
◆キネティク、US$612以下のスクーター発売計画
【ニューデリー】地元二輪車メーカーKineticは来年100CCエンジン搭載のスクーターを3万ルピー(US$612)以下で発売することを目指し、新モデルの開発を進めている。
デカン・ヘラルドとインディアン・エクスプレスが7月27日報じたところによると、Kinetic Engineering LtdのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)はこのほどPTI通信に以上の消息を語った。
キネティクは今年3月に発売した115ccスクーター“Nova”の月間生産台数を8000台に引き上げるとともに、販売目標も6万台から7万5000台に上方修正した。これまでNovaは生産面の限界から全国の60%の地域で発売されたにとどまっているが、今や全国規模での販売が可能になった。
最近、100ccのモーターサイクル“Boss”を発売した同社は、今年、モーターサイクル10万台、スクーター17万5000台、モーペッド7万5000台の販売を目指す。今年9月には韓国企業暁星機械工業(株)(Hyosung Motors & Machinery Inc.)の技術支援下に“GF 150”も発売する計画で、海外市場向けのGF製品の開発も手がけている。
キネティクはこれまでにBoss8000台を販売、通年では6万台を目指している。またGF125はこれまでに1500台が販売された。
目下、ホンダ商標のスクーターを輸出している同社は、GFレーンジのモーターサイクルの他、Nova8000台の輸出も計画している。
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