2002-07-25 ArtNo.29341
◆Maruti 800、コストアップに関わらず値下げ
【ニューデリー】乗用車市場のリーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)は23日、インプット・コストが上昇しているにも関わらず同社最大の売れ筋、小型車M800を翌24日より1万5000~18000ルピー値下げすると発表した。
エコノミック・タイムズが7月24日報じたところによると、Euro IIエンジン搭載のスタンダード・バージョンは22万1419ルピーから20万6419ルピーに1万5000ルピー(6.7%)、Euro Iエンジン装備のスタンダード・バージョンは20万6619ルピーから18万8619ルピーに、1万8000ルピー(8.7%)、Euro IIエンジン搭載のデラックス・バージョンは27万3534ルピーから25万5534ルピーに1万8000ルピー(6.6%)、それぞれ値下げされた。
MULの説明によると、この時期に値下げに踏み切ったのは、104クローの黒字転換により、価格攻勢に転じるゆとりができたためで、エントリー・レベルのAセグメントに値下げを限定した理由は、Aセグメント(28万ルピー未満)とBセグメント(28万-40万)の差を際だたせるとともに、より多くの二輪車アップグレーダーの購買意欲を刺激するのが狙いと言う。
|