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2002-07-25 ArtNo.29334
◆HPL、Basell Polyolefinsに出資要請
【コルカタ】Haldia Petrochemicals Limited(HPL)は、Shellとドイツの化学企業BASFの60億米ドル・ポリマー合弁会社、Basell Polyolefinsに出資を要請した。
エコノミック・タイムズが7月23日、西ベンガル州政府幹部の言を引用し報じたところによると、HPLのTarun Das会長は先週欧州に赴いた際、世界最大のポリプロピレン製造会社Basellと関係問題を協議した。Das氏はロンドでは石油化学プロジェクトに関心を抱くHinduja一族に接触した。今のところBasellとも、Hinduja傘下のGulf Oilとも、何ら具体的合意には達していないが、どちらかと言えばBasellに脈がある。HPLは、Basellがデュー・ディリジェンスを行い、HPLへの出資問題を検討できるよう、公式の提案書を準備している。
HPLの主要プロモーター、The Chatterjee Group (TCG)も昨年非公式にBasellに接触した。TCGはこれ以前にBASFとPushpa Polymersと言うポリマー合弁事業を手がけ、その後同ポリスチレン合弁事業の支配権益をBASFに売却した経緯がある。
Basellはハリヤナ州Gurgaonに自動車業界向けポリプロピレン複合材料の製造を手がける合弁会社Machino-Basell India (MBI)を設けている。MBIは年間1万5000トンのポリプロピレン複合素材を製造する能力を有する。
消息筋によると、中国に大規模なポリマー製造施設を有するBasellは、アジアにおけるプレゼンスの強化、取り分けポリマー複合素材等のハイエンドなポリマー完成品領域におけるプレゼンスの強化を目指している。
観測筋によるとBasellはHPLのポリマー・プラントに興味を抱いたにしろ、クラッカー・ユニットには関心がないものと見られる。Basellは世界中のどこでもクラッカーもしくはポリマー上流部門の製造施設を経営していない。このため仮にBasellがHPLに出資するとすれば、HPLは組織を再編する必要が有るものと見られる。とは言え、年産60万トンのナフサ・クラッカーはHPLの5500クロー(US$11.22億)を越えるプロジェクトの80%以上を占めるマザー・プラントである。
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