2002-07-23 ArtNo.29324
◆P&O、カンドラ・コンテナ・ターミナル建設請負見合わせ
【ニューデリー】オーストラリア企業P&O Portsは、独占経営権が認められなかったことからグジャラート州Kandla港における369クロー(US$7526万)のコンテナ・ターミナルの建設請負を見合わせた。
エコノミック・タイムズが7月21日報じたところによると、P&Oは昨年、年間240万トンの処理能力を備えるコンテナ・ターミナルの建設に関わる30年間のBOT(建設/経営/引渡)契約を発注された。これに対してP&Oは受注の条件として独占経営権を認めるよう求めたが、Kandla Port Trust(KPT)も海運省も同条件を拒絶した。
消息筋によると、KPTは間もなく関係プロジェクトの再入札を募集する見通しで、海運省は今月中に入札書類を承認するものと見られる。KPTはまた喫水を14メーターまで深める浚渫工事や50クロー(US$1020万)相当のコンテナ配送センターの建設も計画していると言う。
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