2002-07-22 ArtNo.29315
◆Herdillia Chemicals、Schenectady Specialitiesの合併検討
【ムンバイ】米国拠点のSchenectady International Incが完全出資するSchenectady India Holdings Ltd(SIHL)が支配権益を握るHerdillia Chemicals Ltd(HCL)は、Schenectady Specialities Asia Pvt(SSAP)を合併することを計画している。
ビジネス・スタンダードが7月18日、HCL幹部の言として報じたところによると、SSAPは同種のビジネスを手がけるグループ企業で、同合併によりHCLの子会社の数は減少する。HCL取締役会は24日に会合し、同提案に検討を加える。SIHLは最近24クロー(US$489万)を注入し、HCL持分を61%から81%に引き上げた。元々Duncan Goenkaグループの企業だったHCLは、同資金をフェノール及びアセトン事業の拡張と近代化に当てる見通しだ。これにより同社は国際水準の操業規模実現を目指す。
HCLは1999-2000年にフェノールの年間生産能力を3万4000MTに、アセトンのそれを2万400MTに、それぞれ拡大した。同社はアルキル・フェノールの生産能力も同時に拡張した。HCLの一昨年(2000-01)の営業額は310クロー(US$6323万)、純益は3.71クロー(US$76万)だった。流動性の逼迫に関わらず同年の総生産量は9万9616MTをマークした。
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