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2002-07-22 ArtNo.29311
◆金融機関、鉄鋼業界の債務再編に慎重姿勢?
【ムンバイ】今会計年度第1四半期(2002/4-6)には鉄鋼価格の上昇が見られたものの、金融機関の鉄鋼産業に対する昨年のエクスポージャーは、改善の兆候が見られなかったばかりか、かえって拡大した。
インディアン・エクスプレスが7月19日伝えたところによると、例えば、Industrial Development Bank of India (IDBI)の鉄鋼産業に対するエクスポージャーは2000-01年の13.3%から2001-02年の15.2%、即ち7955.8クロー(US$16.23億)に487.3クロー(US$9939万)拡大、鉄鋼部門に対する不良債権(NPA:non-performing assets)は00-01年の720.9クローから01-02年の838.5クロー(US$1.71億)に117クロー(US$2386万)拡大した。アナリストらは、IDBIや他の金融機関により複数の鉄鋼プロジェクトに貸し付けられたローンは、維持できないものと予想、その理由を電力多用の鉄鋼技術に帰している。
他の金融機関とともに鉄鋼部門に融資したIDBIは目下、鉄鋼会社の債務再編に取り組んでいる。鉄鋼部門に対するローン金利は最高18%に達し、鉄鋼会社は少なくとも13%に引き下げるよう要求しているが、金融機関側は、何も決定がなされていない状況下に、再編を実行することはできないとしている。
アナリストによれば、ローン金利は鉄鋼会社の信用格付けとも密接に関係しているが、鉄鋼価格が上昇基調を辿る中で、同格付けは変化している。鉄鋼価格の上昇基調は少なくとも1年は継続するものと見られるものの、金融機関はこうした値上がり基調が長期的に維持され得るか否かを、検討しているものと見られる。金融業界のオフィシャルは、今年第1四半期のパフォーマンスは確かに目を見張らせるものがあるが、それだけで鉄鋼業界の先行きを判断することはできないと指摘した。
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