2002-07-22 ArtNo.29309
◆M&M、スコーピオの人気梃子に45%の市場シェア目指す
【アーマダバード】Mahindra & Mahindra(M&M)が発売したスポーツ・ユーティリティー車、Scorpioに対する市場の反応は熱狂的で、M&Mは、この機に乗じ広告キャンペーンに20クロー(US$408万)を投じ、向こう3年間に多用途車市場の35~45%のシェア獲得を目指す計画だ。
インディアン・エクスプレスが7月19日報じたところによると、M&MのGautam Nagwekarセールス担当副社長は、「我々はスコーピオをトヨタの多用途車Qualisに対抗させるだけでなく、中型乗用車市場のシェア獲得も目指している」と語った。それによると、スコーピオは、Maruti Esteem、Honda City、Ford Ikon、Hyundai Accent等、50万~70万ルピーの中型乗用車ばかりか、一般市民の“Pajero”を標榜している。大部分の市民には400万ルピー(US$8.16万)以上のPajeroは高嶺の花だが、M&Mは僅か57万~64万4000ルピーで、同様のスポーツ・ユーティリティー車スコーピオを提供する。M&Mは2ヶ月以内にスコーピオの4X4バージョンも発売する。同社はまた製品の15%を輸出、海外市場の開拓も目指すと言う。
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