2002-07-22 ArtNo.29302
◆アブドル・カラム氏、次期大統領に当選、得票率89%
【ニューデリー】与党全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)の他、左派連合を除く大部分の政党に支持されたミサイル科学者APJ Abdul Kalam氏が7月18日、インドの第12代大統領に選出された。
インディアン・エクスプレスが7月19日報じたところによると、アブドル・カラム氏は103万250人の選挙人(国会/州議会議員4896人を含む)の89.58%の票を獲得、これに対して対立候補のLakshmi Sahgal女史の得票率は10.42%だった。
選挙管理官(Returning officer)を務めるRC Tripathi国会上院事務総長(Rajya Sabha Secretary-General)は、3時間にわたった集計作業後、カラム氏の当選を発表した。これを受け選挙管理官代理を務めるPramod Mahajan国会対策相兼通信・情報技術相は全国民主連盟の副大統領候補Bhairon Singh Shekhawat氏と共に当選通知を携え、デリー南部のカラム氏の私邸に赴いた。
一方、落選したSahgal女史は、訪問先のケララ州で、カラム氏の当選を祝福するとともに、自身の闘争目標実現のために引き続き努力するとの声明を発表した。
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