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2002-07-19 ArtNo.29299
◆Nicholas、非中核ブランドの買い手物色
【ムンバイ】Ajay Piramal氏に率いられる地場製薬会社Nicholas Piramal Indian Ltd(NPIL)は、一連の企業買収の結果、過度に膨張した薬品ポートフォリオを整理する狙いから、中核ビジネスに関係せぬブランドや重複するブランドの売却を図っている。
エコノミック・タイムズが7月17日伝えたところによると、NPILは80年代後半以来、アグレッシブな合併/買収を通じ、売上と市場シェアの拡大を図り、急速にインドのトップ企業として浮上したが、この結果、同社の製品バスケットは管理し切れぬほどに膨張した。このためNPIRはこれらの製品を、第1、第2、第3ランクに分類、向こう数年間に第3ランクの製品を処分する方針を決めた。同社は複数のマーチャントバンク(Kotak Securities/IL&FS/Enam Securities等)を指名し、年間売上薬35クロー(US$714万)にのぼる第3ランク製品のバイヤー探しを開始した。
NPILのVijay Shah営業担当重役(COO)によると、これらの製品には抗アメーバー(anti-amoebics)剤/抗マラリヤ剤/鎮痛剤/心臓病治療薬/皮膚病薬/潰瘍薬/糖尿病薬が含まれる。最大の品目としては甲状腺異常治療薬ネオメルカゾール(Neo-mercazole)及び潰瘍治療薬Famtacを挙げることができる。これら2品目の年間売上は約10クロー(US$204万)に達する。この他、かつてのRhone-Poulenc Indiaのマラリヤ治療薬Nivaquine-P、抗アメーバー剤Secnil、ICIの心血管製品Icidil/Maxigard/Angitab等も含まれている。
一方、NPILは3ブランド(agency products)-Zestril/Nolvatex/Diprivan-のマーケッティング権をAstraZenecaに譲り渡す交渉を進めているもようだ。これらの製品は元々、AstraZenecaからICI Indiaにライセンスが与えられたものだが、NIPLが今年1月に後者の製薬ビジネスを買収したのに伴い、NIPLの所有に帰した。上記の取引が成立すると、AstraZenecaは、NIPLのマーケッティング権放棄に対する補償を支払う。同マーケッティング権の期限は2006年に失効する。しかし両社は同取引に関するコメントを控えていると言う。
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