1995-08-28 ArtNo.2929
◆<泰>政府委員会、電話110万回線事業を基本的に支持
【バンコク】電話110万回線の敷設プロジェクトを巡る運輸通信省を中心とする各省庁や政府機関は25日、ソンバット副運輸通信相を座長に会議を開き、先に国会から提出された質問への回答をまとめた。
同会議では、官民共同投資法に照らした同プロジェクトの合法性、テレコム・アジア(TA)とタイ・テレフォン&テレコミュニケーション(TT&T)の既存プロジェクトに対する保護撤廃の妥当性と影響、電話料金への付加価値税の賦課とインフレ効果等の問題が中心に討議されたようだ。ソンバット議長よると、会議に出席した各省庁・機関の代表らは、同プロジェクトにより100人当たり1回線という国家経済社会開発委員会(NESDB)の目標は達成できるとの見方で意見の一致を見た。このため、国会承認を得る前にコンサルタント会社を採用する必要はなく、またTAとTT&Tのプロジェクトに対する保護の撤廃は、競争を創出し、料金引き下げとサービスの改善に役立つはずと言う。(BD:8/26)
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