2002-07-19 ArtNo.29286
◆インテル・インディア、R&Dスタッフ200人増員計画を実行
【バンガロール】チップメーカー、Intel Corpのインド子会社は17日、親会社の4000人削減計画発表に関わらず、カルナタカ州Bangaloreに設けたソフトウェア・センターのスタッフを年内に200人増員する方針を改めて確認した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが7月17/18日報じたところによると、インテル・インディアのスポークスウーマンはこの日ロイター通信のインタビューに応じ、「親会社が計画する人員削減の地域別詳細に関する情報はまだ得ていない。現在までのところ、インテル・インディアはこれ以前に発表された事業拡張計画を依然として進めている」と語った。
バンガロールに3年前に設けられたソフトウェア・デザイン・センターは、インテルが米国以外に設けた最大の非製造業務拠点で、2001年のスタッフ総数は約800人。パーソナル・コンピューター(PC)用チップやインターネット・アプリケーション用ハイエンド・ネットワーク・コンピューター・チップのパワーを向上させるソフトウェアの設計/開発を手がける同センターは、今年3月、今年末までにエンジニア200人を補充、スタッフの数を1000人以上に拡大すると発表していた。
バンガロール空港の隣接地に2500万米ドルを投じて建設中の前面をガラスで覆った新ビルに、目下、バンガロール市内の異なる地域に分散しているインテル・スタッフが間もなく収容され、一つ屋根の下で働くことになる。
Microsoft Corp、IBM、Oracleを含む世界の少なからぬテクノロジー企業がインドにソフトウェア開発センターを設け、低コストで高品質なエンジニアのプールを利用している。
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