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2002-07-18 ArtNo.29281
◆バジャジ、グループの分裂回避目指し調停者指名
【ムンバイ】時価総額6000クロー(US$12.24億)のBajaj Groupは、グループの総帥、Rahul Bajaj会長の弟、Shishir Bajaj氏がグループからの離脱を決意したことから、グループの分裂回避を目指し、調停者を指名したようだ。
エコノミック・タイムズが7月16日消息筋の言として報じたところによると、調停役を委ねられたのは、バジャジ一族と親密な友人とされ、氏名は明らかにされていない。何れにしても調停の任は重く、そう簡単には実現できないものと予想されている。何故なら、シシル氏はグループから離脱する際に、グループの旗艦Bajaj Auto Ltd(BAL)により生み出された流動性から550クロー(US$1.122億)以上の分与を求めているとされるが、グループにとってこれは受けいれがたい要求と見られる。調停者が任務を果たすタイムフレームは設けられていないようだが、調停が失敗した場合、如何なる事態が生じるかは定かでない。
とは言え、調停者が指名されたと言うことは、一族がシシル氏のグループ離脱を避けられないものと判断したことを窺わせる。
一方、事態の新たな進展を示す現象が生じており、過去数ヶ月間にラフル・バジャジ氏のBAL持分が15万株ほど増加し、シシル氏個人の持分は1%以下に下降した。今年6月期四半期にラフル会長兼MDのBAL持分は216万株(2.14%)から231万株(2.28%)に拡大、製糖/整髪料会社を経営するシシル氏のBAL持分は1.05%から1%未満に下降した。この他、シシル氏が管理するBachraj & Co.とBajaj SevashramがBALの各1.76%と2%のシェアを保持している。
しかしプロモーターのバジャジ一族全体の持分は28.6%の水準に維持されている。ラフル氏の従兄弟でBajaj Electricalsを経営するShekhar Bajaj氏のBAL持分は0.71%、Mukandのマネージング・ディレクターを努めるNiraj Bajaj氏のBAL持分は1.2%、ラフル氏の別の従兄弟でBALの副会長と常務取締役(ED)を兼務するMadhur Bajaj氏のBAL持分は0.77%、ラフル氏の子息でBALの社長を務めるRajiv Bajaj氏のBAL持分は0.37%となっている。この他、グループ企業のJamnalal SonsがBALの12.11%のシェアを占めている。
観測筋によると、バジャジ一族の各派閥が、グループ企業25社ほどのほぼ等しい5~6%のシェアを握る構造になっているものの、ラフル氏の兄弟、従兄弟、子息らが、グループ売上の80%、利益のほぼ90%に貢献するBALのシェアを自由に処分できる訳ではないと言う。
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