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2002-07-18 ArtNo.29274
◆今年第1四半期の石油製品需要アップ
【ムンバイ】今年第1四半期(2002/4-6)の石油製品販売成績がある種の兆候を示すものとすれば、石油業界は長いトンネルの出口にさしかかった可能性が有る。
エコノミック・タイムズが7月13日報じたところによると、第1四半期のガソリン販売は昨年同期比10.5%、液化石油ガス(LPG)は同9.7%の増加をマークした。石油製品全体の45%を占める高速ディーゼル油(HSD:high speed diesel)の販売も過去2年間のマイナス成長を脱し、0.04の増加を見た。この結果、今年2月に発表された石油予算中の予測に反してディーゼル油とガソリンの輸出はほとんどストップした。
石油トレーダー筋によると、Reliance Petroleumは、昨年はディーゼル油/ガソリン/航空タービン燃料(ATF:Aviation turbine fuel)の主要な輸出業者だったが、今年に入って以来ほとんど輸出していない。
しかし今年第1四半期のナフサと灯油の国内消費は減退、ナフサの販売量は昨年同期に比べ9.5%、灯油は同5%下降した。ガスの供給が拡大したことから、発電所や肥料会社等の大口利用者が、ナフサからガスに乗り換えたことが需要減少の理由で、この結果ナフサの輸出が拡大した。
健全なLPG需要の伸びは、石油業界が第2シリンダー・コネクションを積極的に宣伝したことに伴うものと見られる。都市部がほとんど飽和状態に達したことから、石油会社らは農村地区の需要喚起に努めた。
一昨年(2000-01)の石油製品需要は1億250万トンと、前年比1.4%成長したが、一昨々年(1999-00)の7.2%の伸びには及ばなかった。インドはつい最近までアジア最大の燃料純輸入国だったが、Reliance Petroleum Ltd(RPL)の年間処理能力2700万トンの製油所が完成した翌年から燃料の純輸出国に転換した。ディーゼル油の国内販売の下降は、ガソリンとLNGの売上増で、部分的に相殺された。今年第1四半期のATF販売量は昨年同期比0.17%増加、潤滑油の販売量は25%アップした。
アナリストらによると、国内における過剰設備と需要軟化が石油製品市場の先行きの懸念材料だが、国民1人当たりの消費量が極めて低いことら、長期的需要は増大する見通しで、成長の潜在性は依然存在すると言う。
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