2002-07-12 ArtNo.29255
◆降雨予測的中率99%に関わらず、干ばつ/洪水の被害続出
【ティルバナンタプラム】今年の雨期が到来して以来40日、全国的な平均降雨量はほぼ予想通りで、気象庁(Meteorological department)の降雨量予測は99%の的中率になったが、地域により干ばつや洪水の被害が続出し、地域的なむらが目立つ。
エコノミック・タイムズが7月12日伝えたところによれば、マハラシュトラ州やアッサム州では洪水が発生、伝統的に降雨量が多いケララ州や南インドのLakshadweep諸島では例年の平均を下回る降雨量になった。ケララ州の州都では、例年なら絶え間ない雨で都市機能が麻痺するこの時期に、給水タンク車が忙しく往来する光景が目にされる。
気象庁のMD Ramachandran局長によると、6月1日以来40日間の全国平均降雨量は、年間平均降雨量の99%のレベルだが、7月10日までの間ケララ州の降雨量は例年の平均917mmを37%下回る573mmにとどまり、ラクシャディプのそれは31%減になっている。全国36の気象管区中、24管区は通常もしくは、通常以上の降雨量を記録、残りの11管区の降雨量は通常レベルを下回ったと言う。
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