2002-07-11 ArtNo.29241
◆Dabur、米国企業と独自開発癌ワクチンのライセンス交渉
【ニューデリー】地元FMCG企業Dabur Indiaの研究開発(R&D)部門Dabur Research Foundation(DRF)は、米国拠点の生物薬学(bio-pharmaceutical)会社と独自開発した潜在的癌治療ワクチンのライセンス供与に関する最終協議を進めている。
エコノミック・タイムズが7月10日、関係取引に通じた消息筋の言として報じたところによれば、癌の遺伝子治療技術を有する多国籍企業は、関係ライセンス契約の下、DRFにより開発された遺伝子組み換え蛋白ワクチンの臨床試験と人体実験を引き受け、関係当局の認可を得た後、国際市場でマーケッティングする権利を認められる。またDaburもインドを含む特定の市場におけるマーケッティング権を維持する。関係交渉は数週間で妥結する見通しと言う。
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