2002-07-11 ArtNo.29240
◆Aurobindo、ジェネリック市場専門部門新設
【ハイデラバード】地元バルク薬品メジャー、Aurobindo Pharma Ltd(APL)は、全ての抗リトロウィルス(antiretrovirals)薬品のジェネリック・バージョンを手がけることを目指している。
インディアン・エクスプレスが7月10日伝えたところによると、APLのRony Batabyal副社長は同紙に以上の消息を語った。それによると、APLはジェネリック・マーケットを担当するインスティテューション部門を設けた。
ASPはエイズ薬の3グループ、1)核酸系逆転写酵素阻害剤(NRTI:Nucleotide Reverse Transcriptase Inhibitors)/2)非核酸系逆転写酵素阻害剤(NNRTI: Nonnucleotide Reverse Transcriptase Inhibitors)/3)プロテアーゼ阻害剤(PI:Protease Inhibitors)全てのジェネリック・バージョンを提供している。これによりSequinavirを除けば、消費者は経済的なエイズ薬を手にすることができる。
2001年にヒト免疫不全ウィルス(HIV:Human Immunodeficiency Virus)/後天性免疫不全症候群(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)セグメントに進出したAPLはZidovex、Lamivox、Nevirex、Stavex、Zixovex-Lの製造と製剤のマーケティングを手がけている。同社の市場参入以来、三剤併用治療の月間コストは2年前の1万ルピーから現在の3500ルピーに下降した。
APLはHIV/AIDSブランド薬品を国内市場に提供する専門部門IMUNUSを設けた。 同部門は政府や非政府機関と提携、HIV陽性患者の意識を向上させ、正しい治療を受けさせるための啓蒙活動を進めるとともに、この種の啓蒙キャンペーンを展開し、患者の受け入れやすい価格で薬品を供給するための2000万米ドルの基金設立を図っている。
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