2002-07-11 ArtNo.29237
◆日本ガイシ、インディアン・レーヨン子会社に関心?
【コルカタ】日本ガイシ(NGK)は、Aditya Vikram Birlaグループ企業Indian Rayon & Industries Ltd(IRIL)の絶縁体事業子会社Jaya Shree Insulators (JSI)の買収交渉を進めているもようだ。
エコノミック・タイムズが7月10日、消息筋の言として報じたところによると、最近NGK小牧事業所のハイレベル・チームがグジャラート州Halolと西ベンガル州RishraのJSI工場を視察、IRILとの間で突っ込んだ話し合いを行った。しかし関係問題はIRIL取締役会レベルではまだ取り上げられていない。Birla Management Corporation Ltd (BMCL)は、トップ5に数えられるコンサルタント会社(恐らくKPMG)にJSIのサード・パーティー評価を委ねたと言う。
しかし、JSIのD.R. Dhariwal社長は同消息に対するコメントを控えており、IRILオフィシャルはNGKとの間で、その種の投資に関する話し合いがなされたことを否定した。またBMCLのDebu Bhattacharya重役(MD)は、エコノミック・タイムズのFAXによる質問に回答していない。
HT/LT絶縁体及び特殊セラミック製品国内市場の50%のシェアを占め、Power Grid Corporation India Ltd (PGCIL)の主要納入業者でもあるJSIの年産量は、3万4000トンで、IRILの収益に年間200クロー(US$4079万)ほど寄与している。
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