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2002-07-04 ArtNo.29183
◆首相、蔵相/外相のポスト・スワップ含む内閣改造発表
【ニューデリー】Atal Behari Vajpayee首相は、Yashwant Sinha蔵相とJaswant Singh外相のポスト交換、与党インド人民党(BJP)のJana Krishnamurthy議長及び二人のフィルム・スター、Shatrughan Sinha氏とVinod Khanna氏(何れもBJP)の起用を含む、内閣改造を発表した。
 デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが7月2日報じたところによると、BJPから9人-Sahib Singh Verma/Basanagouda R Patil Yatnal/Sanjay Paswan/Shripad Yesso Naik/Su Thirunavukkarasar/Nikhil Kumar Choudharyの諸氏等-、全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)の他のメンバー党から3人-N T Shanmugam(PMK)/A K Moorthy(PMK)/Balasaheb Vikhe Patil(Shiv Sena)-の新人が起用され、これによりBJP閣僚(国務相を含む)の数は56人、その他の党の閣僚は20人になった。Shakti DalのManeka Gandhi氏、BJPのC P Thakur/V Dhananjaya Kumar/Muni Lalの3氏は閣僚ポストを退いた。
 新人事の下、BJP議長を退いたKrishnamurthy氏はArun Jaitley氏に代わり法相(Law and Justice)に就任、Jaitley氏はBJPスポークスマンを務めることになった。
 Shiv SenaのBalasaheb Vikhe Patil氏は大蔵担当国務相から、同じShiv SenaのManohar Joshi氏に代わり重工業相に昇格するとともに、公共企業相も兼務することになった。Joshi氏は閣僚を退き国会下院スピーカーのポストを引き受けた。
 Sahib Singh Verma氏は新労相に就任、Sharad Yadav氏は労相から食料・公共流通・消費者事務相に横滑りした。
 Shanta Kumar氏は食料・公共流通・消費者事務相からVenkaiah Naidu氏に替わって農村開発相に横滑り。Venkaiah Naidu氏はKrishnamurthy氏に替わりBJP議長(president)に就任した。
 L K Advani副首相兼内相は石炭産業・鉱業相も兼務することになった。
 国務相レベルでは、Shiv Sena国会リーダー、Anant Gangaram Geete氏がPatil氏に替わり大蔵担当国務相に就任、またPMKの2人が重工業省に配置された。
 ビハール州を地盤とするBJP議員Shatrughan Sinha氏は同僚のThakur氏に代わり保健・家庭福祉相に、PMKのShanmugam氏は食品加工産業担当国務相に、それぞれ就任した。
 JANATA DAL(SAMATA)のDigvijay Singh氏は鉄道担当から横滑りし、Omar Abdullah氏とともに外務担当国務相のポストをシェア、JAMMU & KASHMIR NATIONAL CONFERENCE 議員Omar Abdullah氏の正閣僚昇格はならなかった。
 BHARATIYA JANATA PARTYの Sumitra Mahajan女史は婦人・児童問題担当から通信・電気通信担当に横滑りした。
 この他、新たにMoorthy氏が鉄道担当国務相、Paswan氏が電気通信・情報技術担当国務相、Naik氏が民間航空担当国務相、Khanna氏が観光・文化担当国務相、Basanagouda Patil Yatnal氏が繊維担当国務相、Thirunavukkarasar氏が海運担当国務相、Choudhary氏が農業・農村産業担当国務相に、それぞれ起用された。
 インディアン・エクスプレスは「今回の改造人事は無味乾燥で特色もなく、目を引くものと言えば、フィルム・スターが起用されたことぐらい」とするとともに「13人の新人の起用に至っては、本人のパフォーマンスを配慮した形跡は全く見られず、蔵相と外相のポストのスワップには如何なる意味も見出すことができない」と指弾している。同紙はさらに「大蔵省において無能力者のレッテルを貼られたものが、外交的能力を有すると言う主張は馬鹿げており、シンハ氏の反経済民族主義政策(anti-Swadeshi policies.)は外相/蔵相スワップの精彩失わせた。首相の経済政策と外交政策はその実体を露呈、大蔵省と外務省は最早両省を特徴づける相違を失った」と酷評する一方、しかし今回の改造人事により少なくとも政府とBJP党内の確執は和らぎ、バジパイ政権の短期的延命は図れると予想している。
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