2002-07-02 ArtNo.29177
◆デュポン・インディア、来年は年商US$2.04億目指す
【チェンナイ】DuPont Indiaは2003年までに年商1000クロー(US$2.04億)を達成するとともに、向こう3年間に13~30%の成長を実現、インドの国内総生産(GDP)に対する貢献率を現在の0.03%から2005年までに0.04-0.08%に引き上げる計画だ。
インディアン・エクスプレスが7月1日、デュポン・インディア幹部の言として伝えたところによると、デュポン・インディアの年商は1993年の3800万米ドルから2000年には前年比12%増の1億3200万米ドル(592クロー)に拡大した。同社は2005年までに年商2000クロー(US$4.08億)の実現を目指している。
これまでに合計8000万米ドルが投資されたデュポン・インディアのビジネスには、グジャラート州における農薬/エンジニアリング・ポリマー事業、アンドラプラデシュ州におけるPioneer Seeds事業、タミールナド州Madurai県におけるテフロン及び歯ブラシ用剛毛材“tynex”事業が含まれ、合計500人以上の就業機会を提供している。
この他、Indian Oil Corporation(IOC)がハリヤナ州に設けた年間処理量53万トンのPanipat製油所にPTA(purified terephthalic acid)製造技術を供与、また、科学産業調査評議会 (CSIR:Council of Scientific and Industrial Research)/インド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)/インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)/National Chemical Laboratoriesと研究協力を結んでいる。
昨年は、Southern Petrochemical Industries Corporation (Spic)と共同で設立した合弁会社のSpic持分を買い取り、完全出資子会社に転換したと言う。
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