1995-08-28 ArtNo.2917
◆<星>ホリグチのバイヤー、別の2パーティーに権益売却
【シンガポール】セスダック登録のホリグチ・エンジニアリングの45.2%の権益をクアラルンプル証取(KLSE)二部上場のホーワ・ゲンティンBhd(HWG)社と共同で買収、シンガポール登録のChamperdon Pte Ltdを通じてホリグチ残余株の公開買付を提案していたマレーシアのビジネスマン、タン・ユーチュー氏は大部分のホリグチ持ち株を別の2パーティーに売却した。
スタンダード・チャータード・バンク・アジアが25日発表したところによれば、タン氏は2.2%のみを残して、ホリグチの4%権益を観光事業等を手掛けるマレーシアの実業家ナラヤマサミー・シバリンガム氏に、15%はマレーシア登録の冬眠会社ハッピー・テーマSdn Bhd(払込資本M$2)に、それぞれ1株1Sドルで売却した。ハッピー・テーマは2人の台湾人、タン・ツンチン氏とライ・チンミン氏により所有されている。この内タン・ツンチン氏はHWGにも1.65%の権益を有し、またマレーシア最大の電線製造会社キントロン・インダストリーズ(M)の51%権益をHWG社に売却した3パーティーの1人として知られる。これによりHWGとタン・ユーチュー氏のChammperdonに加え、シバリンガム氏とハッピー・テーマがホリグチの45.2%権益の公開買付提案者に名を連ねることになった。(ST,BT:8/26)
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