SEAnews 2002-07-01 ArtNo.29160

【チェンナイ】Hyundai Motor India Limited (HMIL)は、2億～2億5000万米ドルを投じ、年間生産能力を現在の12万台から15万台に、また2005年までにさらに20万台に拡張する計画だ。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが6月27日報じたところによると、ＨＭＩＬのBVR Subbu社長は、タミールナド州Chennai近郊Irrungattukottaiにおける30万台生産記念式典の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、事業拡張計画の速度はインド経済全般の成長と乗用車市場の拡張の如何にかかっている。
HMILは1998年にSantroを発売して以来、合計30万台を販売、目下Ｂ、Ｃ、ＤセグメントのSantro、Accent、Sonataの16変形モデルの販売を手がけている。30万台の内訳はSantro24万7000台以上、Accent4万5000台、Sonata2500台以上。カレンダー・イヤー2001年には3モデル合計9万28台、2002－02年には同9万3244台を販売した。
HMILはAccentとSonataの新変形モデルの発売を計画しており、プロットタイプは既に完成している。新変形モデルには、Accentの5ドア変形モデルの他、Santroのオートマチック・バージョンが含まれる可能性も有る。この他、HMILを新世代Santroの輸出ハブにする可能性も検討されている。しかしこれらの計画はいずれも青写真の段階にある。この他、輸出業務をインドネシア／アルジェリア／モロッコに照準を合わせ、再編することも検討している。
一方、HMILは、今年7月乃至8月に予定されていたスポーツ多用途車(SUV)Terracanの発売計画を延期、目下インド顧客がこの種の車両に求める特徴に関して再検討を加えていると言う。