2002-06-28 ArtNo.29142
◆複数の国際鉄鋼会社がVisvesvarya Ironに関心
【ニューデリー】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)傘下のVisveswarya Iron & Steel plant (VISP)権益に複数の国際鉄鋼会社が関心を表明している。
ビジネス・スタンダードが6月27日伝えたところによれば、これ以前にVISPの合弁パートナーを選定する入札を試みた経緯を有するSAILは、来月再入札を募集する。政府筋によると、複数の企業がVISPへの出資に関心を示しており、入札は間もなく募集される。しかし性急にVISP権益を売却する考えはなく、妥当な価格がオファーされるのを待つ用意が有る。鉄鋼産業は国内も海外も厳しい状況に直面しており、政府は情況が改善し、採算性を備えた価格がオファーされるのを待っていると言う。
また、Braja Kishore Tripathy鉄鋼相によると、政府はVISPの設備改善に11クロー(US$224万)を投資する方針を決めた。投資額は小さいが生産レベルの顕著な改善が期待できる。
政府はSAIL子会社、例えばSalem Steel plantやVISPの持分売却を真剣に検討しているが、性急に実行することはない。鉄鋼産業の市況が回復し、良好な価格が望めるまで観望することもできると言う。
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