1995-08-26 ArtNo.2912
◆<馬>ビナリアン、AT&T/KDDと回線リース交渉
【クアラルンプル】ビナリアンSdn Bhdは独自の国際ゲートウェイ・サービスを提供するためAT&T及び国際電信電話会社(KDD)と回線のリース交渉を進めており、来年1月までに商業サービスを開始できる見通しだ。
ビナリアン幹部がスター紙に語ったところによると、当面AT&TとKDD双方から各30回線が賃借されるが、必要に応じて240回線まで拡張できる。96年には800万分の国際通話がマレーシア側からなされる見通しだ。テレコム・マレーシア、セルコム、タイム・テレコム、ムティアラ・テレコミュニケーションにも国際ゲートウェイ・ライセンスが与えられており、既にテレコムとセルコムは営業を行っている。セルコムもAT&Tと同様な契約を結んでいるが、AT&Tから別個に回線をリースすることに特に問題はない。AT&T及びKDDとの契約にはローミングも含まれ、ビナリアンのマクシス・モービルのユーザーは海外で携帯電話を使用し、Mドルで支払いを行えるようになる。異なる電話会社の契約者に国際ゲートウェイ・サービスを提供するには、イコール・アクセスの原則が認められ、政府からキャリアー・セレクション・コードの発給を受けねばならないが、政府の認可さえ得られれば来年1月からサービスを開始できると言う。(STAR:8/25)
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