2002-06-24 ArtNo.29114
◆証券業上訴廷、BPL/Videoconに対する証券取引局の裁定覆す
【ムンバイ】証券業上訴廷(SAT:Securities and Appellate Tribunal)は、株価の不正操作を理由にBPL LtdとVideocon International Ltdに各4年と3年にわたり資本市場(capital market)における取引を禁じたインド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)の1998年の裁定を覆した。
インディアン・エクスプレスが6月20日報じたところによると、SATは、「1992年インド証券取引局法(the Sebi Act 1992)の第11条及び第11B条下のSEBIの裁定は投資家の利益を守るものではなく、如何なる法的根拠もない。従って同裁定は効力を有しない」との判決を下した。
しかしSEBIはSATの以上の判決を不服とし、ムンバイ高裁に上訴する方針だ。SEBIのDharmishtha Raval法務担当常務理事は「BPLとVideoconのケースの法的バックグラウンドはSterliteのケースと同じであり、上訴する方針を決めた」と語った。
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