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2002-06-21 ArtNo.29103
◆オリッサ州ＩＴ中小企業の輸出成長率１００％マーク
【ブーバネスワル】世界的にテノロジー・ビジネスがスローダウンする中でオリッサ州情報技術(IT)部門中小企業の輸出売上は2000－01年の30クローから2001－02年の60クロー(US$1224万)に100％の成長を遂げた。
インディアン・エクスプレスが6月20日報じたところによると、Bhubaneswar Software Technology Park of India (STPI)のMP Dubey副部長(additional director)は同紙に以上の消息を語った。それによるとブーバネスワルＳＴＰＩに登録した中小企業160社中20社が昨年輸出を開始したが、中小企業のパフォーマンスは驚異的で、ブーバネスワルＳＴＰＩの輸出を牽引した。ブーバネスワルＳＴＰＩのテナントの中では、昨年、ESS Enterprises Solution Systemが4クロー(US$81.6万)、AbsysとSar Subtechが各2クロー(US$41万)、Raj SoftとLT Softが各1クロー(US$20万)の輸出売上を計上した。農村部に位置する一部中小企業のパフォーマンスも良好で、例えばKashipurの餓死者で悪名を馳せたRayagada地区に拠点を設けたKoneruも昨年は1クローの輸出売上を報告した。
大手企業も昨年は業績を改善させており、ブーバネスワルにデベロプメント・センターを設けた地元ＩＴジャイアンツ2社、Infosys Technology LtdとSatyam Computersの輸出売上は合計170クロー(US$3467万)と、前年の150クローから約13％の成長を見た。
ブーバネスワルＳＴＰＩはこうしたことから、今後中小企業に照準を合わせた運営を行い、ＩＴ対応サービス(ITES:IT Enabled Services)の振興にも力を入れる方針を決めた。
ＳＴＰＩはオリッサ州政府と共同でInfocity／Fortune Tower／Tower 2000／STPI／Idco tower等、ブーバネスワルの全ての施設を接続したＩＴコリドーを構築する。同コリドーは、ＩＴＥＳのオペレーション・コストを引き下げ、ＩＴＥＳクラスターの形成を促す見通しと言う。
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