2002-06-21 ArtNo.29099
◆地場家電大手BPL、中国ブランドとOEM契約協議
【バンガロール】インドの大手家電メーカー、BPL Ltdは、中国の指導的家電会社と、中国製冷蔵庫の相手先商標製造(OEM)に関わる最終段階の交渉を進めている。
インディアン・エクスプレスが6月20日、BPL Home AppliancesのLH Bhatia重役(COO)の言として伝えたところによると、目下、関係覚書の調印に向け最後の詰めが行われている。しかし守秘義務により交渉相手を明らかにすることはできない。契約が調印されたならBPLは、中国企業に冷蔵庫を納入するOEM業者の役割を務め、中国企業はインドにおけるマーケッティング領域に投資することになる。
これはBPLの黒字転換作戦の一環で、今後同社はOEMビジネスに力を集中する。BPLは既に2件のOEM契約を結んでおり、年間5万台近い冷蔵庫の製造を請け負っている。同社の冷蔵庫製造能力は年間35万台だが、実際には18万台のみを製造、別に4万台をアウトソーシングしていると言う。
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