2002-06-21 ArtNo.29094
◆Usha Beltron、鉄鋼ビジネスにUS$2400万投資
【コルカタ】Jhawar一族に率いられるUsha Martin Groupの旗艦、Usha Beltron Ltd(UBL)は、総合的なスチール・ビジネスに120クロー(US$2447万)を投資する計画だ。
ビジネス・スタンダードが6月20日報じたところによると、プロジェクトには年産10万トンの直接還元鉄(DRI:directly reduced iron)もしくは海綿鉄プラント/コンベア・ベルト用スチール・コード・プラント/10MW(メガワット)廃熱発電施設の建設と、熱処理施設及び自動車用ブライト・バー製造施設の拡張が含まれる。スチール・コード製造施設の建設についてはドイツ企業Gustav Wolfの技術支援を受ける。
UBLのP Bhattacharya重役(MD)によると、スチール・ビジネスは今後グループのフォーカス・エリアになる。新規投資は世界市場にコスト効率の良い付加価値製品を供給する努力の一環である。
グループは30万トンのスチールを生産、半ばをグループ内で消費、残りを特殊鋼として自動車部門に供給する計画だ。
ジャールカンド州Jamshedpurに設けられるDRIプラントと廃熱発電施設のコストは80クロー、熱処理施設/ブライト・バー製造施設/スチール・コード製造施設の拡張コストは30クローと見積もられる。必要資金は借入と自己資本のミックスで賄い、一部の土地・資産の売却交渉や、プロジェクトに投資や融資を希望する国際エージェンシーとの商談が進められている。詳細は10日以内に発表される。
グループはこの他鉄道引き込み線工事に10クロー(US$204万)を投資すると言う。
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