【ニューデリー】年商150億米ドルの米系電気電子機器メジャー、Emerson groupのインド子会社、Emerson Network Power India Pvt Ltd(ENPI)はインドにおける直流電源装置(DC Power system)の製造に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが6月19日報じたところによると、ENPIのAnand Ekbote重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、最近、直流電源装置を発売したENPIは、中国の姉妹会社の支援を得てインドにこの種の装置の製造拠点を設ける作業を進めている。直流電源装置は主にテレコム・サービス会社により予備電源装置として用いられており、ENPIは2ヶ月以内に製造業務に着手する計画だ。
ENPIはマハラシュトラ州Munbai近郊のThane工場で、無停電電源装置(UPS)や精密空調システムの製造を手がけている。Thane工場は現在70%の稼働率のため、直流電源装置も同工場で製造される。
エマソンはTataグループとの合弁会社Tata-LeibertのTata持分を買い取った後、社名をENPIに改めた。エマソンは、その後同完全出資子会社を通じ、自動変換スイッチ(automated transfer switches)やサプレッサー等を発売、営業部の構成も垂直統合型に再編した。