2002-06-18 ArtNo.29076
◆2008年にはUS$110億ISV市場誕生:マッキンゼー
【ハイデラバード】独立系ソフトウェア会社(ISV:independent software vendors)が提供する製品・サービスのアウトソーシング・ビジネスが、情報技術(IT)サービス(ITS:IT services)やIT対応サービス(ITES:IT enabled services)に続く、計り知れない潜在性を有するインドIT産業の新領域として注目されている。、
インディアン・エクスプレスが6月17日伝えたところによると、2002年度マッキンゼー報告書は、ISV関連の製品・サービス市場が年率20~40%の成長を遂げ、2008年には80億~110億米ドルに成長すると予想している。
それによると、インターコネクティビティー・スタンダード(interoperability standards)の出現とお仕着せ的なバンドル機能(bundled functionality)に対する顧客の不満が、スマート・コンポーネント・タイプ製品の開発や統合(integration)の機会をインド企業に提供する。またi-flexのようなプレーヤーは、一つの成功例として見習うことができ、多くの企業がこれに続くものと見られる。
Honeywell Industrial、Delphi、Rockwell Automation、Texas Instruments、Samsung、Xerox等の国際企業は、インドの研究開発(R&D)サービスや能力を積極的に利用しており、インド企業に多くのビジネス機会を提供していると言う。
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