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2002-06-18 ArtNo.29074
◆タタ、7月の熱間圧延鋼値上げ見送り
【ムンバイ】インド最大の民間鉄鋼会社Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は、熱間圧延(HR)鋼を7月1日に4ヶ月連続値上げするのを見合わせる方針だ。
エコノミック・タイムズが6月17日報じたところによると、Tiscoのスポークスパースンは「値上げに関しては慎重なステップを踏む。もし継続して頻繁に値上げするなら遠からず顧客のレジスタンスを招く」と指摘した。
しかしEssar Steel Ltd(ESL)、Jindal Vijayanagar Steel Ltd(JVSL)、Ispat Industrie等、他の大部分の鉄鋼メーカーは、7月に4度目の値上げを実行する方針を公式に声明している。JVSLのSajjan Jindal重役(MD)は、「HRの国際価格はトン当たり7200ルピー値上がりしており、国内価格との間には依然としてトン当たり4000ルピーの差が存在する」と指摘した。過去3ヶ月毎月トン当たり1000ルピーの値上げが行われ、国内価格は今やトン当たり平均1万5500ルピーに達している。鉄鋼メーカーらは、こうした値上がり基調が今年末まで持続すると予想している。
ESLのJ Mehra重役(MD)によれば、米国と日本における約3000万トンの設備削減と米欧経済の復調が、HR国際価格上昇の背景になっている。この他、ロシアと中国市場の需要も増加しており、ロシアでは輸出を制限する措置をとっている。日本は経済協力開発機構(OECD)の方針に基づき生産制限を行ったと言う。
一方、冷間圧延(CR)メーカーは、7月1日までに大部分の製品価格を今年3月のレベルに比べトン当たり3600ルピーほど値上げするとしている。消息筋によると、トン当たりCR価格は6月までに2400ルピー上昇しており、7月にはさらに1200ルピーの値上がりが予想されると言う。
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