2002-06-18 ArtNo.29062
◆IOC、需要軟化からパイプライン事業20件見合わせ
【ニューデリー】国営石油会社Indian Oil Corporation(IOC)は、国内石油製品需要の成長鈍化から20件余りのパイプライン・プロジェクトの実行を見合わせた。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが6月16日伝えたところによると、IOC筋はこのほどPTI通信に以上の消息を語った。それによると、これらのプロジェクトには、1)Kandla-Bhatinda製品パイプライン・キャパシティーの1150万トンへの拡張、2)Haldia-Barauni-Mathura製品パイプラインHaldia- Mourigram区間の拡張、3)Gujarat State Petronet Ltd (GSPL)のBongaigaon-Siliguri区間の拡張、4)Delhi-Mathura製品パイプライン・キャパシティーの530万トンへの拡大、5)Kandla-Bhatinda製品パイプラインPanipat-Bhatinda区間キャパシティーの250万トンへの拡張、6)Nagapattinam-Madurai製品パイプラインの建設、7)Barauni-Kolkata製品パイプラインPatna-Mugalsarai-Allahabad区間キャパシティーの550万トンへの拡大、8)Mathura-Bharatpur製品パイプラインの建設、9)Haldia-BarauniパイプラインMecheda-Jamshedpur支線及びそのBokaroへの延長工事、10)Kandla-Bhatinda製品パイプラインKot-Chitorgarh/Kota支線の建設、11)Barauni-KanpurパイプラインAllahabad-Satna支線の建設、12)Sonepat-Meerut支線のMoradabad経由Bareillyへの延長、13)西ベンガル州Haldia市SandheadsにおけるBarauni製油所のための原油パイプライン敷設、14)Haldia-Barauni原油パイプラインキャパシティーの1150万トンへの拡張、15)東海岸とHaldiaを結ぶ原油パイプラインの敷設、16)Haldia-Barauniパイプラインの敷設、17)Chennai-Karnool-Raichur-Sangareediパイプラインの敷設、18)Mathura-TundlaパイプラインのKanpurへの延長、19)Mathura- Jalandhar-Pathankot製品パイプラインのUdhampurへの延長、20)Koyali- Ratlamパイプラインの敷設が含まれる。
インドの2001-02年の石油製品需要は8890万トンと、前年比1%縮小したが、第10次5カ年計画期間には年率5-6%の成長が見込まれている。
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