SEAnews 2002-06-17 ArtNo.29060

【ムンバイ】Reliance Infocomは現金自動預払機(ATM)ネットワーク市場参入を目指す野心的計画を準備している。
インディアン・エクスプレスが6月14日消息筋の言を引用し報じたところによると、リライアンス・インフォコムは、銀行に代わりＡＴＭ網を構築するとともに、交換サービスやその他の接続サービスも提供する計画だ。
銀行界のＡＴＭ網は今後急速に拡大する見通しで、リライアンス・インフォコムの広帯域サービス構想や親会社リライアンスの石油小売りビジネス進出計画ともマッチしている。リライアンスはＡＴＭマシーンやＰＯＳ(point-of-sale)を装備したガソリン・スタンド網を全国に展開するものと見られる。
しかし、中央銀行Reserve Bank of India(RBI)の規定の下、銀行のみがＡＴＭマシーンを据え付けることを認められており、リライアンス・インフォコムがこうした法的規制の下で、どのようにそのビジネスを構築するかが注目される。