2002-06-14 ArtNo.29044
◆Kopran、DCGIに抗潰瘍物質の治験薬申請提出
【ムンバイ】Somaniグループ傘下の地元製薬会社Kopran Ltdは、インド薬品監督総監(DCGI:Drugs Controller General of India)に、抗潰瘍薬(anti-ulcerant)セグメントの新医療用物質(NCE:New Chemical Entity)“KNC-6”の治験薬申請(INDA:investigational new drug application)を提出した。
インディアン・エクスプレスが6月11日、KopranのDr AK Mehta取締役(医療部門)の言を引用し伝えたところによると、KNC-6は安定性の高いバイオコンパチブルなポリマー・ベースのプロトン・ポンプ阻害剤(proton pump inhibitor)で、細胞保護や潰瘍治療効果を発揮する。
DCGIの認可が下り次第、臨床試験に着手する。KNC-6のライセンスを他社に提供する交渉も進めているが、交渉相手を明らかにすることはできない。特許協力条約(PCT: Patent Cooperation Treaty)及び米国における特許権制度の下に特許申請も行っている。
DCGIに対するKNC-6のIND申請は今年5月に提出したが、今年末までには下剤の成分“KNC-1206”のIND申請も提出する計画だ。ちなみに同社の他の幹部は今年7-8月の間にINDを申請する予定と語った。
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