【ムンバイ】Honda Motorcycle and Scooter India (HMSI)は今年9月に新スクーター・モデル“SCV-F”を発売する。
ビジネス・スタンダードが6月11日伝えたところによると、SCV-FはHMSIが『インド初のmotoscooter』と銘打ってデリーの“Auto Expo 2002”に展示したモデルで、既存モデルActivaとシャーシー及びサスペンション・システムをシェア、また同じ100CC4ストローク・エンジンを搭載している。HMSIはSCV-Fは専ら輸出市場をターゲットに設計されたとしているが、展示場では同モデルに大きな関心が寄せられたことから、インド国内でも販売される可能性がある。その際の価格はActivaを上回るものと見られる。
昨年9月に発売されたActivaは、今年4月までに6万4000台が販売され、当初12ヶ月の目標売上4万5000台を早くも1万9000台ほど上回る好調な売れ行きを見せている。HMSIは2年目の目標販売台数を12万台、3年目は24万台に設定しているが、Activaの好調な売れ行きから、目標を上方修正することも予想される。