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2002-06-14 ArtNo.29035
◆マハラシュトラ・シームレス、鋼管製造能力を２倍に拡張
【ニューデリー】年商1000クロー(US$2.04億)のDP Jindalグループに率いられるMaharashtra Seamless Limited(MSL)は、シームレス鋼管の年間製造能力を現在の10万トンから20万トンに、ERW(electric resistance welded)鋼管の製造能力を10万トンから20万トンに拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスが6月12日、ＭＳＬのDP Jindal会長の言として伝えたところによれば、ＭＳＬはパイプの種類も増やし、シームレス・パイプの最大外径を4インチから14インチに拡大する。このために同社は150クロー(US$3059万)を投資する。外径9インチを超えるシームレス鋼管は国内ではまだ製造されていない。これにより同社の年商は500クロー(US$1.02億)ほど拡大する。
Saket Jindal重役(MD)によると、2002年3月期年商は372クロー(US$7587万)、税引き利益は46.34クロー(US$945万)を記録、2003年3月期には年商470クロー(US$9586万)、税引き利益61クロー(US$1244万)が見込める。
プロモーターは、当初共同経営者や友人とともにＭＳＬの60％のシェアを保持していたが、直接の持分は40％を下回ていた。現在はプロモーターの直接・間接の持分は40.59％に縮小、金融機関／信託基金／海外法人／インド人非居住者が0.22％、一般投資家が59.19％を保持している。このためDP Jindal一族は公開市場で株式を買い足し、直接の持分を51％以上に引き上げる計画と言う。ちなみにＭＳＬの払込資本は28.82クロー(US$588万)。
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