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2002-06-14 ArtNo.29033
◆RIL/IPCL、再度ポリマー値下げ
【ムンバイ】国内ポリマー市場の75%のシェアを占めるReliance Industries Ltd(RIL)/Indian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)連合は、ExxonMobilやSaudi Basic Industries Corporation等の海外サプライヤーの攻勢を封じる狙いから10日、僅か10日間に2度目のポリマー値下げを発表した。
エコノミック・タイムズが6月12日報じたところによると、ポリエチレンのキロ当たり価格は41.5ルピーから40.5ルピーに、ポリプロピレンは同43.25ルピーから42.75ルピーに、ポリ塩化ビニール(PVC)は同42.10ルピーから40.6ルピーに、それぞれ値下げされた。全体としての値下げ幅は2.3%ほどで、6月に入って以来の下げ幅は5-6%になった。ポリマー業界筋は7月1日には一層の値下げが行われるものと予想している。
主要バイヤーのNilkamal Plastics社幹部は「国際価格が過去数日間に一層軟化したとは言え、RIL/IPCLの今回の値下げは予想外のこと」と語った。
トン当たりの平均輸入価格は先週月曜の600米ドルから550米ドルに下降しており、中国方面の需要軟化が値上がりの主因と見られている。Haldia PetrochemicalsやGas Authority of India Ltd (GAIL)等のプレーヤーも値下げを行っており、値下げ後の国内価格はトン当たり510-520米ドルになった。
業界筋によると、RIL/IPCLの今回の予想外の値下げは、国内顧客が輸入注文を行うのを阻止する狙いがあったものと見られる。某多国籍企業は、RIL/IPCLの値下げ後、輸入注文を行うのをストップしたことを認めた。
中東方面の新製造施設が稼働したのに伴いポリマーの輸入が拡大したが、RIL/IPCL等、国内メーカーの迅速な値下げ措置により、輸入業者はその戦略に見直しを強いられている。輸入業者にとって、一つのオプションはインド国内でまだ生産されていない特殊製品を輸入することだが、RILは今やIPCLの余剰生産施設を利用して特殊製品の製造を行うことができるため、輸入業者が目標を達成するのはそう簡単ではないと言う。
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