2002-06-11 ArtNo.29028
◆IT/IT対応サービス、年率34%の成長可能:Nasscom
【ハイデラバード】インドの情報技術(IT)及びIT対応サービス(ITES:IT enabled services)は2008年まで年率34%の成長を遂げ、年商770億米ドル(eコマースを除く)の長期目標を実現できる。
エコノミック・タイムズが6月10日伝えたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(Nasscom:National Association of Software and Services Companies )のArun Kumar会長とKiran Karnik会頭及びMcKinsey and CompanyのGautam Kumar氏は10日Nasscomが主催した“Indian IT and ITES”と題するセミナーの会場で共同記者会見し以上の消息を語った。
それによると、2008年までにIT産業は約400万人の就業機会を創出、国内総生産(GDP)の7%、外貨収入の30%に貢献する見通しだ。
ITサービス輸出は2008年までに280億~300億米ドルをマーク、内ITESが210億~240億米ドルに達するものと予想される。ITES部門はグローバル企業のオフショア・アウトソーシングに対する関心が益々高まる中で、当初の予想を上回る成長が見込める。製品/技術サービス産業の売上は80億~100億米ドル、国内ソフトウェア市場は1300万~1500万米ドルに達するものと見られる。
一方、Pramod Mahajan通信相は会議の席上、今年8月までにコンバージャンス法案を通過させる政府の方針を明らかにした。
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