2002-06-11 ArtNo.29022
◆ハルディア・ドック、多目的バース建設BOT契約発注
【ハルディア】タイのPrecious Shipping/米国のSSA Ltd/地元のLarsen & Toubro(L&T)から成るコンソーシアムは、西ベンガル州Kolkataから150キロのHaldia Dock Complex (HDC)に多目的バースを建設する30年間のBOT(Build/Operate/Transfer)契約を獲得した。
デカン・ヘラルドが6月10日報じたところによると、Prakash Goyal海運相は9日当地で催されたHDC25周年記念式典に出席した際、以上の消息を明らかにした。それによると、海運省はコンソーシアムが設立した新会社M/s International Seaports (India) Pvt Ltdに関係ライセンスを発行することを認めた。ライセンス契約は間もなく調印され、用地もコンソーシアムに引き渡される。
コンソーシアムはSteel Authority of India Ltd (SAIL)と日量2万トンの貨物処理契約を既に結んでいる。新ターミナルでは年間230万トンの貨物処理が可能で、同処理能力は300万トンまで拡張できる。この日、Goyal運輸相は関係BOTプロジェクトにより建設されるバース4Aの定礎式を主宰した。
同相によると、今後、他の港湾にバースを建設する際もBOT方式が主に採用される。海運省はそれが必要と判断された際にはBOT方式の採用を勧告すると言う。
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