SEAnews 2002-06-11 ArtNo.29018

【ニューデリー】インドのKR Narayanan大統領の任期満了に伴い7月15日に大統領選挙が催される。
インディアン・エクスプレスが6月8日報じたところによると、選挙管理委員会のJM Lyngdoh委員長(chief election commissioner)は7日記者会見し、以上の消息を伝えた。それによると、6月11日に告示、同25日立候補届が締め切られ、翌26日に届け出の審査が行われる。立候補者は最低50人の推薦人と同じく最低50人の後援者のリストに1万5000ルピー(US$306)の供託金を添えて届け出を行わねばならない。また立候補者は6月28日までに出馬を取り下げることができる。投票は7月15日に行われ、同月18日に開票される。
現職KR Narayanan大統領の任期は7月24日に満了するため、大統領選挙の全てのプロセスは同日までに完了せねばならない。
大統領選挙の選挙人団(electoral college)は国会上下両院議員及び各州(全国首都圏デリーとポンディシェリー連邦直轄地を含む)の州議会議員により構成される。
国会上院事務総長(Rajya Sabha secretary-general)が選挙監理委員(returning officer)を務め、全国各州の州都に選挙監理委員補佐官(Assistant returning officers)が配置される。