【マンガロール】Kudremukh Iron Ore Company Ltd(KIOCL)/Mecon Ltd/Metal Scrap Trade Corporation Ltd(MSTC)が49%、金融機関が残りの51%を出資してカルナタカ州Mangaloreに設けた銑鉄プラントKudremukh Iron and Steel Company (KISCO)はベーシック・グレードの銑鉄3万メートル・トン(MT)をスイス企業M/S Prime Trade AG向けに初出荷する準備を進めている。
デカン・ヘラルドが6月7日伝えたところによると、当該輸出契約は今年3月に受注したもの。2001年1月に操業を開始した銑鉄製造プラントは目下年間ベースで約18万トンの鋳物とベーシック・グレードの銑鉄を製造している。同社は2001年2月以来国内市場にその製品を供給、その量はこれまでに14万5000トンに達した。
KISCOは約100クロー(US$2040万)を投じて年産5万トンのダクタイル管(ductile iron spun pipe)プラントを設ける計画だ。100~1000mmのダクタイル管の製造が予定されている。
2001-02年に712クロー(US$1.45億)の売上を計上した親会社のKIOCLは、KISCO及びダクタイル管製造事業をそれ自身と合併させ、コスト削減を図る方針と言う。