【ニューデリー】インドの2001年のパーソナル・コンピューター(PC)販売はユニット・ベースで前年比18%増の209万2712台をマーク、内デスクトップPCが201万8210台と、全体の95%以上を占めた。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドは6月7/8日、市場調査会社International Data Corporation (IDC)の最新データを引用し以上の消息を報じた。それによると、銀行/金融機関向け販売が引き続き健全な伸びを見せた。デスクトップ販売は第1四半期(1-3月)に極めて好調な伸びを見たものの、その後スローダウンした。ノートブックの販売台数は3万8830台、標準型インテル・アキテクチャー・サーバーのそれは3万5672台を記録した。
地元ブランドPCのシェアは前年の16.7%から15%に縮小したが、ノー・ブランドはSOHO(small office, home office)市場のニーズに応じ、そのシェアを前年の59.9%から65.1%に拡大した。多国籍ブランドPCも競争力有る価格で、政府方面の売上を伸ばした。地元ブランドは主に銀行・保険会社市場で売上を拡大した。
2002年第3四半期(7-9月)と第4四半期(10-12月)には復調が見込まれ、2002年には通年で8%、2003年には29%の伸びが見込まれる。