2002-06-07 ArtNo.28997
◆デュポン、テフロン・カー・ケア製品売り込みでライセンス協定
【ムンバイ】米国メジャー、DuPontはマハラシュトラ州Mumbai拠点のEpcoat Surface Systems(ESS)と、Teflon商標カー・ケア製品をインドでマーケッティングすることに関するライセンス協定を結んだ。
インディアン・エクスプレスが6月6日デュポンのR Prakashマネージャー(フルオロサーフィシング・マーケッティング担当)の言として報じたところによれば、デュポンは関係商品の相手先商標製造業者(OEM)網を構築する計画で、小売りチャンネルを通じ直ちに製品を販売する方法はとらない。ロイヤルティー・ベースのライセンス協定の下、デュポンはESSにテフロン商標のライセンスとマーケッティング支援を提供する。同ライセンスは独占的なものではなく、デュポンは他社にも同じ商標ライセンスを発行できる。ESSはインド西部地区に照準を合わせる。
現在、インドにおける乗用車新車のほぼ20%にはテフロン加工が施されている。当面、カー・ケアに照準を合わせるが、追って二輪車や商用車市場の開拓も図る。当初はプロフェッショナル・アプリケーションに照準を合わせ、車体工場/乗用車工場/ディーラーへの売り込みを図る。また第2段階ではカー・オーナーのDIY(do-it-yourself)製品に照準が合わされると言う。
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